直前準備特集もあと今回を入れて2回です。
さて、多くの大学で明日から新学期スタート。
ついに夢見た留学生活が始まります。
ところで、中国でこれを読んでいる新留学生の方、
今あなたがすぐにやるべきこと、分かってますか?
それは、「互相相手の確保」です。
いいですか、よーく考えてください。
今あなたは、なぜ中国にいるのか?
文法を勉強するんだったら、
日本でもできますよね。
スクールに通うのだって日本でできる。
むしろ、留学するより安くつくはずです。
じゃぁ、何で大金払って、
半年、1年という時間を費やして、
退職というリスクまで犯して、
わざわざ中国までやってきたのですか?
中国に来るメリットはなんなんですか?
それはひとえに、
ネイティブとふんだんに会話練習ができることです。
はっきり言いますが、
文法を勉強するなら日本の方が良いです。
これから始まる留学の文法の授業。
ろくに聞き取れない中国語で説明されて、
ややこしい文法なんて分かるわけがない。
日本で日本語で書かれたテキストで、
日本人の先生に教えてもらう。
文法だけ考えたら絶対にそうすべきです。
でも、聴力と会話力を伸ばすのには、
日本ではどうしても限界がある。
だから大金はたいて、
時間を費やして、
わざわざ会社まで辞めて、
ここ中国にやってきたんです。
じゃぁ、なぜ、
昨日あなたは互相をしなかったのですか?
8月23日に中国入りしたあなた。
すでに2週間経ってます。
なぜ、互相のチャンスを14回も自ら捨てたのですか?
中国語をキャリアにするんでしょ?
中国語を武器に転職、起業するんでしょ?
それだけの覚悟があって、会社を辞めたんでしょ?
言ってたことと、今やってることが違うじゃないですか。
「互相相手が見つからなかった」
それは違う。
見つからなかったのではなく、
見つかるまで探さなかっただけです。
「友達が紹介してくれることになっている」
それまで時間をつぶすのですか?
自分のことは自分でする。
自分の身は自分で守る。
海外生活の鉄則です。
人に頼っている時点で、あなたは留学の負け犬です。
「時間がなかった」
優先順位が違います。
それに、本当に全く時間がなかったんですか?
1時間だったら時間作れたのではないですか?
本当に聴力、会話力を鍛え上げたいならば、
互相は週に何回ではなく、
少なくとも平日は毎日やって当然です。
そのためには、少なくとも10人は相手の確保が必要です。
他の留学生もこれから互相相手探しを始めます。
時間が経てば経つほど、確保しにくくなる。
それ以上に怖いのは、
時間が経てば経つほど、
互相をしていないことに慣れてしまう。
今日日曜日、今からあなたがすべきこと。
もし外国語学部日本語学科があるならば、
日本人の日本語教師に会いに行く。
「外国専家楼」という建物を探せば、
そこに住んでいます。
そして、事情を話して、
日本語学科の学生を紹介してもらう。
明日ではなく今からです。
さらに、日本語学科の教員室の場所を探す。
日本語学科がないならば、
第二外国語の日本語教員室。
そして、明日の午前中の授業が終わったら、
すぐに教員室に行き、
互相をしたい学生を紹介してもらう。
合わせて、月曜午後、または火曜朝一に
日本語の授業が行われる教室を教えてもらう。
その教室に行けば、
教室にいる30人はすべて日本語を学んでいる学生です。
片っ端から声をかければ、
10人なんてすぐに確保できます。
中国語を学ぶ日本人なんて掃いて捨てるほどいます。
日本語ペラペラの中国人なんて五万といます。
彼らとの競争を勝ち抜いて、
現採または帰国後の就職先を確保しないといけない。
語学留学はサバイバル競争です。
生き残れなければ死ぬだけです。
無職でむなしく日本へ帰国するだけです。
だから、1日たりともムダにはできない。
互相は来週から。
そんな気持ちで勝ち抜けるわけがない。
せっかく覚悟して中国に来たんです。
キャリアを身に付けるチャンスをつかんだんです。
ならば、必死になって勉強しましょう。
何が何でも聴力と会話力を身に付けて、
中国語をキャリアに新しい人生を歩みましょう。
来るだけの覚悟ができたんです。
ならば、できるはずです。
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【今週のまとめ】
1) 互相は毎日やって当然
2) 今やらないでいつやる
3) 今こそ決意を新たにしよう
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